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千羽鶴に託した駒苫への想い

春、そして夏。
後悔のない様に、残された時間を過ごして欲しい。
少しずつ一歩ずつでいい、迷う事なく前に進んで欲しい。
センバツがダメなら、夏に頑張れとは言えない、けどその先にある扉を開ける事が
出来るのなら…。そんな思いから、駒苫へ千羽鶴を。
個人的に始まったプロジェクト【千羽鶴折り隊】8名それぞれが想いを込め、
みんなの想いを預かり、鶴のお参り・香田監督と駒苫野球部のこれからの歩み、
必勝祈願をして、2006年5月13日香田監督へ…。

貴方達が諦めるなら、私も諦める。
貴方達が諦めないからこそ、私は厳しい目を持ちつつ応援させて頂く。
たかが高校野球。されど高校野球。
けど高校野球から、駒苫から得た感動は数知れず。
香田采配、香田野球の復活を願います…。

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ここからは【初めての練習試合観戦記】
例の一件後、初めて駒苫ナイン達に会った5/13。
グラウンドに向うまでの間に「こんにちは!」と元気に挨拶をしてくれました。
身長が高くなり、大人びた顔立ちになった佐藤たくまクン、いい表情してたよ。

グラウンドの近くにある畳1畳程のスペースに、花を植えていた野球部の子達。
聞くと今年から花を植えていると言ってた。丁寧に小さな花を植えてました。
夏になった時には、立派な花畑になってるんだろうな。
グラウンドに行った方、ぜひ花畑の様子を教えて下さいv

グラウンドでは確か5~6箇所でそれぞれが練習。
大きな声を出しながら元気な駒苫ナイン達の姿に、ちょっと込み上げて来るものが…。
香田監督もグラウンドに出て、それぞれの選手達に丁重に指示を。
グラウンド上に元気な選手達と香田監督の姿。感無量…。

お昼頃に練習試合相手の真狩高校が到着し、合同の練習開始。
本塁、1塁から3塁に散り、大きな声を出しながら捕手から3塁→2塁→1塁→
最初にボールを送球した捕手が受け取る。と言った流れ。
すごいテンポ良くボールを回すんだよ(^^;)
「すげぇ~!!」と思ったら…お次は香田監督がバットを握り、合同シートノック。
始めてみるシートノック練習に、見てる私はドキドキ…。
内野手へのノック、捕手に対して監督がポロッとボールを落とし、捕手が速攻反応で
ボールを送球。
外野への大きなフライ。捕手位置への大きいフライ。
香田監督からは厳しい声が出る出る…。
厳しいのは当たり前だけど、インタビューの香田監督しか知らないので厳しい言葉、
厳しい口調に、私は激しく驚いてビビりちゃん状態(汗)
どうボールを処理すべきか、どんな速さでボールを処理するのか、それらを両校の
選手達が速攻で判断。
噂には聞いてたけど、香田監督の声は大きくて、よくとおる声でした(^^;)
素人の目では全く分からない選手達の動きに、すげー目を光らせてる。
どの監督も同じなんだろうけど、すごいわ。かなりの衝撃と感動。
このシートノックの間、真狩高校の監督さん、マネージャーさん達は
3塁側ベンチ前に整列し、ジッと練習を見つめてました。

本番の練習試合。
駒苫はAチームと言う事で、ピッチャーは主将クン。すげぇーピッチング(^^;)
腰周りがしっかりして来たかな。けど、ちょっと細いかなー…。
でも投球フォームは、以前より安定してる気がしたんだけど、どうよ?
どんどんメンバーが入れ替わるので、誰が誰だか分からなくなってた私。
しかしよく打ち、よく走り、噂で聞いてた本間クン、また死球を受けてしまった(汗)
彼、本当に大丈夫なのかしら…。
投手陣は菊池クン、対馬クンとお名前不明の子へと交代。
投手陣の調子は、見た人によって違うと思うので、あえて封印しときます。
神宮大会のメンバーの他に、初めて拝見した子も多数Aチームに含まれてた。
追われる立場、追う立場。安心出来ないポジション争いも水面下で行なわれて
いるはず。
そう、去年10月、ちょっとだけお話をした1年生だった彼も居ましたv
練習試合であっても、フォアボールで塁に行く時、バットを地面にそっと置く行為。
右バッターが塁に出る時、主審のうしろを通る行為は健在。
真狩高校の面々は、1、2年生で構成されているギリギリの人数。
投手交代でもけっきょくポジション変更。けど、だんだんとうまくなって行く様子が
分かるんだよ。観覧席からも応援の声が上がる♪
果敢に攻める姿勢、捕手クンの大きな声、どこまでもボールを追う姿勢。
外野フライを取れなかった時、「あぁ…」と残念に思い、取れた時「よしッ」と
嬉しく思う自分が居ました。
真狩高校ベンチからは、半端じゃない激しい言葉が監督さんの口から出る(汗)
「そこまで言うの…?」と思った位で、練習試合を甘く観ちゃいけない事、
駒苫の圧勝で終ったけど、練習試合は勝つ事が目的じゃないんだよね。
試合が終った後、両校共に観覧席に向かって礼をする。
真狩高校ナインは「応援ありがとうございましたッ」と大きな声で挨拶をしてくれた。
この時、観覧席からは駒苫の時よりも大きな拍手が沸きました…。
同じ北海道の高校野球チーム。
戦いっぷりを拝見して、みんなが感じるものがあったって事。
そして得たものもあったでしょうね…。
真狩高校ナイン、きっともっともっと強くなって行くんじゃないかな。
更なる飛躍を期待したいと思ったわv
寒かったけど、とても有意義な一日。

香田監督率いる駒苫野球部、まっすぐ向うべき場所に行って下さい。
私達が出来る事も、ここでひと段落。事が起こった事を認め、駒苫に対し厳しい
意見も出したけど、これから先も見守りながら応援させて頂こう。
そう強く思った貴重な一日でした。

【余談】
前主将クンの弟クン、走ってる姿はお兄ちゃんとおんなじ(≧∇≦)
兄弟、ここまで似るもんかい?
前副主将クンの弟クン、嬉しい位にお兄ちゃんに似てる…。
二人とも2年生。そして今の所、Aチームに入ってたね。
兄貴を越える選手になれッ!!

どのタイミングだったか忘れたけど、主将クンと誰かは不明なんだけど
遠投キャッチボールをしてた時の事。
主将クンは助走をつけてボールを放した位置が、ホームベースより少し内側辺り。
そのボール、柵超えしたよね?貴方の肩は、どーなってるの?(驚)

他にも菊池クン対2人で交互にチャッチボールをしている時、ちょっとだけ菊池クンに
遊ばれている選手が居て、なごやかムードを楽しませて頂きました(笑)

シートノックをする監督。素人目で思う事…
よく思い通りの球を打てるなー。空振りした事ってないのかなー…。

by sky-3 | 2006-05-14 22:57 | 2006年高校野球

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