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小粒でもピリリと辛いナイン。

札幌の某野球部の他に、私には気になる野球部があります。
それは強豪校に隠れがちな小さな野球部。
1人が欠けてしまうと試合が出来ない小さな野球部。
そんな事をものともせず、助っ人を招いて秋の大会に参戦している
小さな野球部の存在です。

何か問題でも?ミカンさんのパクり(≧∇≦)ヒィー。

11-1でコールド負けをしたけど、真狩高校の大浦主将はこう言ったそう。
「オレたちはホームランを打てと言われても無理だけど、声を出すことならできる。
元気に笑顔で試合をすることならできる」。

心に響く言葉で、恥ずかしながら目頭が熱くなりました。
今年の春に駒苫と練習試合をした時、すんごく元気で最後まで諦めずに
大きい声を出していたナインの姿が忘れられない。
助っ人を招いてもいいから、練習試合や大会に出続けられる事を願いたい。
大好きな野球に携わって行ける事を願いたいです。
弟子屈も同じ境遇。まだまだ小さな野球部はあるんだよね…。
忘れちゃいけない。小粒でもピリリと辛いナインの存在を。
と、今日の早朝、台風上陸に気付かなかった管理人が思った一日でした。

小さな野球部にスポットを当ててくれた北海道日刊スポーツさんに
とても感謝してます。

以下、全て北海道日刊スポーツより引用。
■真狩、胸張れるコールド負け。
■仁木商の助っ人・打矢4の4
■双葉が2年生1人で初戦突破
■穂別がうれしい37季ぶりの1勝
■虻田が11人で15年ぶり代表権

いずれリンク先が無くなると思うけど、真狩ナインの眩しい笑顔→
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■真狩、胸張れるコールド負け。
<地区予選:小樽桜陽11-1真狩>◇19日◇小樽桜ケ丘◇小樽地区1回戦
コールド負けしたが、7回裏の真狩の1点はさんぜんと光った。
6回1死まで小樽桜陽の花田健投手(2年)に1人の走者も出せなかった。
だが8番の佐藤将太右翼手(1年)が死球を受け、まず完全試合を回避。
7回には四球と大浦翔平主将(2年)の適時二塁打で、無安打無得点どころか
完封まで吹き飛ばした。

助っ人3人を借りて、9人ギリギリでの秋の参戦。
春に駒大苫小牧との練習試合を通して見つけた小さな「芽生え」を、新チームも
はぐくんできた。7月31日から1泊2日で札幌へ行き、東海大四と練習試合を行った。
一緒にウオームアップして、食事も一緒に取った。
Tシャツの交換を行い友情が芽生えた。

技術の面は簡単にマネできない。だが大浦主将は言う。
「オレたちはホームランを打てと言われても無理だけど、声を出すことならできる。
元気に笑顔で試合をすることならできる」。強豪チームを通じて学んだ野球に対する
姿勢や元気さを今、必死に体現しようと努めている。

この日も声を出し、めげることなく最後まで元気に戦い抜いた。
阿部哲也副主将(2年)は言った。
「1点返せたのは大きい。来年は1勝といわず、もっと上を目指したい」。
【記事:本郷昌幸様】

■仁木商の助っ人・打矢4の4
<地区予選:仁木商18-0寿都>◇19日◇小樽桜ケ丘◇小樽地区1回戦
仁木商が寿都に大勝し、1回戦を突破した。
9人ギリギリのチームだが、たった1人の助っ人選手が大活躍した。
本来バスケット部の打矢修左翼手(2年)が4打数4安打4打点と大暴れ。
コールド勝ちの主役となった。打矢は中学まで野球部で5番、一塁手、約2年ぶりの
野球に「こんなに打てるとは」と笑った。
いくら活躍しても「バスケ部はやめるわけにいかない」が、しばらくは野球の
懐かしい感触を味わう。

■双葉が2年生1人で初戦突破
<地区予選:双葉11-0倶知安農>◇19日◇小樽桜ケ丘◇小樽地区1回戦
選手10人のうち2年生は尾鷲一生主将ただ1人の双葉が、1回戦を突破した。
同じ選手10人の倶知安農に5回コールド勝ち。
失策はなく打線は9安打を打った。
後藤幸洋監督(25)は「うちは核になる選手がおらず、全員で戦うしかないチーム。
今日は上出来でした」。尾鷲主将も「みんないいプレーだった。
このまま代表決定戦まで行きたい」と声を弾ませた。

■穂別がうれしい37季ぶりの1勝
<地区予選:穂別15-7室蘭東翔>◇14日◇苫小牧緑ケ丘
◇室蘭地区Aブロック1回戦
穂別が室蘭東翔に15-7で8回コールド勝ちし、94年夏以来37季ぶりの1勝を
挙げた。土井譲滋監督(45)が赴任した00年は部員がいなく廃部状態。
今大会も正部員は7人ながら助っ人3人を加えての出場だった。
土井監督は「長かった…。感激した」と初校歌に涙腺を緩め、石崎雄大主将
(2年)と固い握手を交わした。
石崎主将は帽子のつばに「CATCH THE DREAM 勝利」と書き込むほど、
願った1勝だった。

■虻田が11人で15年ぶり代表権
<地区予選:虻田5-4白老東>◇18日◇室蘭新日鉄◇
室蘭地区Bブロック代表決定戦
虻田が延長10回の熱戦を制し、選手11人で15年ぶり2度目の北海道大会出場を
勝ち取った。
エース米田憲吾(2年)が初回に3失点KOも、2番手・上野徳仁(2年)が9回4安打
5奪三振1失点で流れを引き寄せた。自己最速の138キロを記録する好調さで、
連打を許さなかった。
2年生10人、1年生1人で「秋はこれで最後」と臨んでいる。
石川尚人監督(39)は「全道では2勝するのが目標」と話した。

by sky-3 | 2006-09-20 23:15 | 2006年高校野球

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