2006年・札幌光星高校の夏

チーム北海道「夏の終わり」と「始動への願い」で
各高校の新聞記事の引用を続けて来たけど、決勝戦で戦った
「札幌光星高校の夏」は、別途エントリーで残します。
忘れられないチームかもしれないな…。

【北海道日刊スポーツより引用】
■札幌光星王者相手に誇れる1点
<高校野球南北海道大会:駒大苫小牧11-1札幌光星>
◇2006/7/25日◇札幌円山◇決勝

全校生徒、そして多くのOBらの夢を乗せて戦った札幌光星の夏が終わった。
駒苫に1-11と完敗したものの、南北海道大会を無失点で突っ走ってきた
絶対王者から、ついに1点を奪取。
2万4000人の観衆は、その健闘に惜しみない拍手を送った。

野球目的ではなく、進学の為に興部からやってきた中途入部のエース柳原明人
(3年)が快進撃を支えた。
札幌地区から8試合すべてを投げ抜き、王者相手にも常に立ち向かう投球。
「実は20点は取られると思っていた」。
2年前、駒苫の全国優勝を見てもう1度野球をやる元気をもらった。
そのチームと最後に戦えて「最高の経験でした」と笑みを見せた。

「あの弱いチームがまさかここまで…」。合坂真吾監督(30)は目頭を押さえた。
昨秋、全員での100周球回しからスタート。ノーミスを達成するまで4日間も
かかったチーム。誰もがここまでの進撃を予期しなかった中、

「決してあきらめない野球」の神髄を見せつけた。

有志4人で組んだ臨時の応援団は「最高の思いをさせてもらった」
(沢田貴さん=3年)と試合後、監督を胴上げした。36年ぶりの決勝進出は
再び敗戦に終わったが、強い光星の時代が再び訪れようとしている。

■札幌光星・太田慎平遊撃手/夢を追って10

札幌光星の攻撃の6回表に「事件」は起きた。8点を奪われ自軍は0点。
「せめて一太刀」というナインの思いを乗せた太田慎平遊撃手(3年)の打球は
左翼手の頭上を越え、満員の芝生席に飛び込んだ。
真ん中高めに入ってきた甘い直球。公式戦初本塁打は「完ぺきでした。
打った瞬間、行ったと思った」と声を弾ませた。

札幌地区から通算23打数4安打。
チーム一、打率の低い男が独力で今季ドラフトの目玉、田中攻略を考えた。
「真っすぐが速いんで、タイミングを早く取って振るようにした。
ボールの上をたたくことだけを考えていた」。結果、本塁打を含む4打数3安打。
「僕は守備の人なのに」と満面の笑みを見せた。

大敵相手も恐れなかった。
前日のミーティングでは「何点取られるか分からない。
ノーヒットノーランをやられるかもしれない。
でも最後までやろう」と全員で誓い合った。
大量リードされても気持ちを途切れさすことはなかった。

卒業後は大学進学を考えているが、野球を続けるかは未定。
「チームはここまで勝ち上がったら、責任も出てくる。それを理解した上で
練習に取り組んでほしい」と後輩に言葉を残し、余韻さめやらぬ円山を後にした。

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by sky-3 | 2006-07-26 20:58 | 2006年高校野球

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